本記事では、無料で使えるウィルスソフト「Avast」が提供しているAvast Secure Browserがどんな役割を果たしているのか。PCから削除しても問題ないのか…といった内容をまとめています。
結論からお伝えするとAvast Secure BrowserをアンインストールしてもAvast自体は正常に機能してくれるので問題ありません。
ただ、中には「アクセス権の問題で削除できない…」なんて声も多いようなので、アンインストール手順についても詳しく見ていきます。
【いる?いらない?】Avast Secure Browserとは?
Avastをインストールした後に勝手に入っているケースも報告されていますが、上述の通りAvast Secure Browserはアンインストールしても問題ないソフトです。
Avast Secure Browserとは、Google Chrome系のウェブブラウザ。
- 広告ブロック機能
- フィッシング詐欺対策
- フィンガープリント対策
などなど、Avastが提供しているウィルス対策機能を活かしたより安全にネットを利用するためのブラウザですね。
ただし、自分自身が現在利用しているChromeの「ブックマーク」や「キャッシュ」などがAvast Secure Browserにも反映されているので、この部分が気持ち悪く感じる方は無理に使う必要は無いかなと。
また、Avast Secure BrowserではGoogleの複数アカウント管理に対応していないため、普段からアカウントをいくつか併用してChromeを使っている方には不向きかもしれませんね。
勝手にインストールされた時の対処法・アンインストール手順
Avast Secure Browserのアンインストールは従来通りの削除方法で対応可能です。
- Windowsアイコン上で右クリックし「アプリと機能」をクリック
- アプリ一覧から「Avast Secure Browser」をクリック
- 「アンインストール」をクリック
- 画面が切り替わったら「はい」をクリック
- 「閲覧データも削除する」にチェックを入れ「アンインストール」をクリック
基本的なアンインストール方法はこんな感じです。
「アプリと機能」から削除することが出来ますが、もしも何らかのエラーでAvast Secure Browserがアンインストールできない場合は、下記の項目も確認してみてください。
アンインストール時に「アクセス権がありません」と表示される
Avast Secure Browserをアンインストールしようとしても「アクセス権がありません」・「アクセスを拒否されました」・「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。」といったメッセージが表示されてしまう方もいらっしゃるかと思います。
アクセス権がない…と表示される場合、管理者権限があるユーザーアカウント(PCを家族で利用している場合など)でログインして操作すれば解決できるケースがほとんどですが、もしも単一アカウントでWindowsを利用しているなら他の方法を利用します。
手っ取り早いのが、Avastが配布している「avastclear」というソフト。
- Avastの公式ページにアクセスして「avastclear」をダウンロード
- Windowsをセーフモードで起動
- avastclearを開く
- REMOVE (削除) をクリックする
avastclearは、PC内にインストールされたAvastのソフトを削除してくれるソフトなので、余計な機能が付与される心配はありません。
もしも、Avast Secure Browserがアンインストールできない場合は、公式が配布している削除ソフトを活用してみると良いです。
Windows起動時にAvast Secure Browserを立ち上げない設定
アンインストールするのではなく、常駐するのをやめて欲しい…といった場合はAvast Secure Browserの設定画面から変更しましょう。
- Avast Secure Browserの設定画面を開く
- 左側の「起動時」をクリック
- 「コンピュータの起動時にアバスト セキュア ブラウザを自動的に起動する」をオフにする
この変更を行っておくことでWindows起動時にAvast Secure Browserが勝手に立ち上がるのを防げます。
Avast Secure Browserのアンインストール方法・できない時の対処法まとめ
というわけで、今回はAvast Secure Browserとはどんな機能を持ったソフトなのか。また、アンインストールする方法に関してもご紹介しました。
2021年現在では、勝手にインストールされるのかどうかはまだ報告がありませんが、削除しても問題ないソフトなので不要な場合は上記の手順を参考にしながら削除してみてください。
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